INTERVIEW 02
お客様に貢献する
楽しさを拡げていきたい
2019年中途入社 / 外山彩香
Chapter 01
私がプロジェクトマネージャーを初めて担当することになったのは、入社して1年経った頃でした。まだ顧客折衝の経験も浅く、戸惑いながらのスタートであったため、「お客様を不安にさせていないか?」と感じることもよくありました。その中で意識していたのは、信頼関係を築くために日々のコミュニケーションを着実に積み重ねること。すぐにリードすることはできなくても、お客様からの質問や依頼の背景を捉えたり、伝えた情報を何に活用したりするのか考えることを大切にしました。背景をきちんと理解すると、お客様が欲しいであろう市場の情報や、参考にすべき社内の成功事例が見えてきます。上司や周囲の方々にも情報をもらいながら、少しでも採用成果に繋がりそうなものをお客様に提案するなど、長い時間をかけて徐々に関係を構築していきました。お客様からの期待も当初は採用実務の支援がメインでしたが、「こんなことを始めたいと思っているんだけど、外山さんはどう思う?」と意見を求められるような関係性に変化。以前は意見を求められたときの対応に不安もありましたが、いつしか自分もお客様の採用のあるべき姿などを考え、意見を伝えたり、提案することができるようになりました。
このお客様の担当から外れる際には、「外山さんへの信頼はずっと変わりません」という言葉をいただくことができ、涙が出るほど嬉しかったこと、お客様のために考え行動してきた自分のやり方が間違っていなかったと感じたことを、今でもよく覚えています。
Chapter 02
プロジェクトマネージャーを経験してからは、お客様との関係構築が自分の強みだと思えるようになり、お客様に寄り添った提案を大切にしながら様々な案件を担当してきました。
レジェンダにいると、お客様の、会社としての大きな分岐点に携わることもあり、分社化に伴う採用活動の立上をご支援したこともあります。エージェントやメディア各社との契約再締結、入社前の内定者を不安にさせないよう一人ひとりとの面談を行うなど、必要なことは何でも、お客様と共に進めていきました。
そして分社後は地方マーケットで応募者が枯渇し、採用活動が低迷。そこで私は、地方特有のマーケット情報や他社競合データを分析し、新たに「在宅勤務ができる職種」をつくることが今後の人材確保と事業成長には必要と考え、提案することにしました。
在宅勤務ができるなど、既存の雇用条件と異なる新しい職種をつくるということは、出社して勤務している現社員との給与や制度の差別化も考えなければなりません。人事制度のことまで考えたのは初めてで、また提案の相手が顧客企業の副社長であるなど、ハードルの高さはありましたが、提案は徹底的にデータを根拠にすることで納得いただくことができ、採用成果の改善に繋げることもできました。
Chapter 03
顧客対応の経験が浅い状態からスタートし、もどかしさを感じる時期もありましたが、その中でも信頼を得ようとお客様に寄り添い続けた結果、新たな提案も取り入れていただけるようになりました。お客様からの期待も、任せていただける仕事も幅広くなり、先の事例のような挑戦にも繋がりました。きっとこれまで成功体験を重ねてきたからこそ自信を持って挑戦することができたんだと思いますし、改めて、自分の仕事は採用目標の達成だけではなく、事業の成長や組織づくりに繋がっていると実感することもできました。
こういった取り組みは社内で表彰され、現在は顧客対応が一番楽しいと思えるほど自信を持って仕事に臨めています。現在もチームを率いるプロジェクトマネージャーですが、更にもう一歩踏み込んで、メンバーに顧客対応の楽しさを教えていく立場となりました。自分がどのようなことを考えながらお客様と接していたのか適宜メンバーに伝えることで、メンバーも成功体験を得て、お客様とのコミュニケーションを「楽しい」と感じられるようになってほしいですね。
在宅メインですが、週1-2日出社しています。
プロジェクト毎に、その日のタスクを確認します。
担当プロジェクトの選考進捗レポートを作成し、お客様へ納品します。
お客様とのオンラインミーティングで選考進捗や課題を共有、今後の進め方について確認します。
候補者への選考案内や面接の結果確認を経て、エージェントへのフィードバックなど。
プロジェクト毎にタスク進捗を確認し、メンバーと残タスクの対応について擦り合わせます。